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福井県に行ってきました。

福井県て聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?

わたしは、越前ガニ、東尋坊、若狭湾、恐竜博物館等々ですね。恐竜博物館は行ったことないですが、他は、随分前ですが旅行で行ったことがあるところです。

若狭湾の三方五湖といえば、27年前に亡くなった双子の姉と行った、最後の日帰り旅行。レインボーライン、三方五湖の目渡せる山頂に、リフトに乗って手を振る姉に、空に向かってバイバイしているように見えた私。五木ひろしの歌碑のオブジェの穴から、カメラに向かってニッコリする姉を見て、遺影に見えた私。三か月後に現実のものとなってしまった三方五湖の思い出。あれから若狭湾には一度も出かけたことがないなあ。

そんなことを考えながら、11月14日東海シニア自然大学の仲間とバスに揺られて向かったのは、「福井県年縞博物館」聞いたことありますか?私は初めて耳にした場所です。

地質クラブの講座です。お友達に聞いたら、近くを通ったら建物があったので気になってて、「情報を教えてね」と。

参加することを決めたころ、何となく見ていたテレビに「福井県で今注目の博物館」とニュースで流れてきました。でもよくわからない私はスルー。

それが、今年の夏、三方五湖の水月湖での年縞掘削調査が11年ぶりに実施されたのでした。立命館大学が主導する「暴れる気候」プロジェクトの一環で行われ、水月湖から新たに採取した年縞(泥の地層)から、より詳細な年代や気候変動を解き明かすことを目指しての研究のためのようです。

水月湖は「湖底に眠る7万年分のお宝、奇跡の湖」で、2012年に年縞が、年代測定の「基準時」に決まっています。

年縞は0.7mmで、堆積層の上部45m分を掘削して、気の遠くなる作業を経て縞々を勘定したら、7万年の目盛りがついた「モノサシ」になったわけです。水月湖の年縞には「年代決定のモノサシ」と並ぶもう一つのお宝は、「花粉」、その年縞の花粉分析をもとに古気候の姿を正確に描くことが出来るようなのです。

そんな丁寧な説明をお聞きしながら、博物館内にある「年縞」45m分を縦に展示することは不可能なので、横になった縞々、白いのが冬に積もった堆積物、チョット茶色がかったのが夏の堆積物、0.7mmを見学し、驚きと感動。

わたしが全く知らないすごい研究は、福井県三方五湖の水月湖で、1991年に年縞堆積物の存在がアジアで初めて確認され、2006年第二次調査、2012年第三次調査、2014年第四次調査、2018年に「福井県年縞博物館」で、「年縞」が展示され、今年2025年の6月から8月にかけて調査が行われたようなのです。それは、過去の気候変動や自然災害の解明等、今起きている地球温暖化等の研究のため、今後多角的にすすめられていくようです。

世界で注目の水月湖、Googleでの検索数が3億件を超える日もあるようです。「11年振りの掘削」がその数字を弾きだしているようなんです。

みなさんは検索しとことありますか?ほんとごめんなさい、まったく知らない世界でした。

知らない世界を知る良い機会、地質クラブでの活動。

福井県の今一番の旬、ぜひ機会があったら、蟹食べに行きながら、「福井県年縞博物館」に行ってみてくださいね。団体でなくてもお願いすれば、説明をお聞きできるようです。

子どもたちにも行ってほしい福井県。

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