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百済寺に行ってきました!

愛知県内で紅葉といえば香嵐渓、小原四季桜と紅葉、定光寺、雲興寺は幼少期に母親に連れられて行ったことのあるお寺、石段で遊んだなあ。西尾市歴史公園もなかなか穴場らしい。

なんて調べていたけど、やっぱり京都でしょう!なんて考えていたら、以前2回ほど行ったことのある、湖東三山に行こうと三日前に決めて、主人に行こうと誘ったけれど、生返事。

行きたくないときは、はっきり行かないという人なので、行きたくないわけではないらしい。ほぼ、ゴソゴソ家の事をやったり、テレビを観たりする毎日。どうもそれが自分に合ってるらしく、別にそれが居心地がいいかもしれないけど、引きこもり老人のような、犬の散歩やコンビニ、病院以外は出かけない。これではいかんでしょう。私が連れ出さなくちゃね。今まで家族のために働いてくれた主人ですので、少しでも元気に長生きしてもらわなければね。

娘に声かけたら、行くよ!と。有り難い。孫たちは、お寺だけなら行きたくないというので、前日の夜に、急遽、娘の提案で「ブルーメの丘」行くことになり、孫たちと一緒に行くことになったのです。

子供、孫が大好きな主人、ニッコリ。よっぽど私と二人は嫌なのぉって聞きたいけど、そんな愚問聞かない方がましなので、聞きません。

車の運転も任せられるし、Wラッキー!

先に、ブルーメの丘に行き、孫たちは動物にエサをやったり、大型遊具で遊んだりして、1時過ぎに公園を出たのです。そこから30分くらいで娘が調べてくれた昼食場所へ。ところが、営業終了の看板。どうもお客さんが多すぎたのかお断りされ、次に5分で道の駅に到着。でも、そこも2時終了。まさか、道の駅のご飯屋さんが2時で終了なんて。6人昼食難民状態。諦めきれず、直接行ってお願いしたら、食べれることになり、2時半にやっとお昼ご飯になりました。普段はきっとお客さんはそんなにいないのかも。

道の駅から、車で20分くらいの湖東三山の一番手前の百済寺に向かったのです。

何年前に行ったのかも、誰と行ったのかさえも覚えていないけれど、石段の紅葉が最高だった記憶だけが頼りの百済寺。湖東三山のすべてを廻る日帰り旅行だったなあ。

着いたのはたぶん3時半ころ。石段の紅葉はまだちょっと早い感じ。順路通りにお進みくださいの案内で、進んだ先に「本坊・喜見院」天下遠望の名園が現れたのです。
庭園に西日が当たり、紅葉した木々が色とりどりに輝いて迎えてくれたのです。BGMは雅楽の生演奏、「琵琶湖周航の歌」が流れていたのです。襲装束らしき衣装をまとった4人の方が演奏し、そして、観光客向けに、雅楽から生まれた言葉、「あんばい」「やたら」「千秋楽」「ろれつ」の意味を説明してくださったのです。なんといい機会に恵まれたのでしょう!雅楽が流れ、紅葉した木々が聞いているように揺れ、ぜいたくな時間でした。思い立って3日、この光景がわたしの心を癒すために、用意してくれたのかもしれません。

雅楽「琵琶湖周航の歌」

その後、石段を登り、百済寺本堂へ。本堂は、「百寺巡礼」の作家五木寛之命名「石垣にそびえる空中楼閣」です。鐘楼では鐘を撞き、美しい音色に囲まれたのです。有り難い!

鐘楼

急な思い付きの旅でしたが、孫たちも一緒に行くことになり、あの時刻に百済寺に行けたことが、期待以上に感動をプレゼントしてくれました。家族に感謝。おてんとさんは見ていてくれてますね。

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