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第3回愛知全県模試を実施しました。

今年しばらく実施してこなかった、全県模試を事務所で17.18日の二日間で、中3、7名の受験生に実施しました。ポピー教材で頑張っている会員様に、今の学力と志望校の判定の参考にしていただければいいなと。

第1回の時は、目標は高く志望校も高くして記入してもOK、でも、今回は比較的可能性のある高校を選択するように伝えました。

長子で初めての高校入試、塾も通わずポピーだけで頑張っている中3生、ほんと感動です。みんなそれなりにいい成績なんです。

塾を否定はしませんが、やはり情報は親次第になりがちですから、少しでも参考になったらと今年実施してみました。

2023年度から大きく受験方法と、実施時期、解答はマークシート方式に変わりました。

【*愛知県公立高等学校入学者選抜(愛知県)と、公立高校の入試制度が変わります(愛知県教育委員会)を参考にしてください。】

愛知全県模試の問題の傾向を自分なりに知ろうと、前回と今回も国語に挑戦してみようとしたのですが、ほんと文章が長く、会話文なんて誰がこの意見だったっけて、読み返している内、訳が分からなくてやる気が失せて、問題用紙を伏せてしまったのです。唯一、私でも解けるかもって思っていた国語なのに、残念ながらすぐに粉砕。実はマークシート方式になってから、国語は難易度が上がったようです。イヤー長文読解力はマジ重要。

*2024年度愛知県高校入試問題傾向(*参考資料 佐鳴予備校高校入試情報より一部抜粋)

国語・文章全体から、正しく内容を理解する読解力が必要となる入試傾向です。難易度は昨年と比べ上がりました。

数学・標準問題を的確に解き、図形問題を攻略する複合的な力が必要。昨年度と比べると難化傾向。

理科・根本理解と読解力が鍵。昨年度より難易度が上がりました。複数の実験内容と、それぞれの結果を踏まえて解く問題多く,一つ一つの現象の根本理解、正解にたどり着く力が必要。

社会・一歩踏み込んだ知識に加えて、資料分析に対応する思考力、処理速度をバランスよく身に付けておくことが必要。

英語・正確な読解量、文法力、リスニング力が求められる入試。

いかがですか?マークシート方式になり、何か簡単に答えられるような気持ちが何処へ飛んでいきますよね。そうなんです。マークシート方式になり逆に、読解力がないとすごく大変な入試になっていると思いません。難易度が上がっているのです。英語だけは記述式ではないのが救いなんですが、でも長文読解ばかりなんですね。短時間に長文を同時理解し答えを選択していかなくてはいけません。

でもね、答えが分からなかっても選択問題なので、イチかバチかで答えを塗りましょう。塗らなければ、点数が着く確率は0%、でも、5択であれば20%の正答率なんです。マークシートですから、その技使って下さいね。

以上、簡単な傾向を書きましたが、読解力がすべての教科に必要ですね。国語力がすべての教科のベースって聞いたことありませんか。

今、子どもたちは、読解力、語彙力が高められる環境でしょうか?子どもたちの力が落ちているのではなく、私たち大人の語彙数、読解力のなさの鏡なのかもしれません。

別に受験だけの問題ではなく、家庭生活の中で少しだけ意識して読解力、たくさんのことばを交わしてくださいね。

社会で一番求められてる力、コミニュケーション力にも大きく影響していきます。大きくなってからでは育ちにくい力ともいわれています。逆に学力はその子自身がやる気になったら伸ばせるものですね。

遊びの変化、体験不足、学力に大きく関わってきていることを危惧しているのは、私だけでしょうか?

あと少しで夏休みも終わりますが、料理やお手伝いを子どもたちに体験させましょう。

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