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東海シニア自然大学を卒業

春は別れと出会いの季節ですね。そんな中、私も一年間参加した自然大学を卒業しました。

自然大学は3年で、次は高等科、3年目は専修科とあるのですが、今年の抱負である、少しゆっくりすることにしました。

3月19日が修了式だったのです。小学校の卒業式と同じ日でした。その修了式の後に同じ班の人と打ち上げ会があり、班で引き続き、「みんなに案内したい場所」を8人のメンバーが企画して、活動することに決まったのです。自然を愛し、大切にしている仲間とずっと交流が続くと思ったら、私の求めていたのは、これかもって思えたのです。

4月に入学した時のオリエンテーションで、「いい仲間作りが出来ます」って説明があったのですが、私はお友だちも、仕事の仲間もいっぱいいるし、それではないなと心の中で思ったのでした。しかし、卒業してみて、今一番思ってることは、「いい仲間が出来た」ことでした。

この年になると、新しいお友達は、ほぼ作りませんね。ちょっと心も固くなり、今いるお友だちで充分なって思っていましたからね。

でも、同じ目的で濃さの違いはあるけれども、好奇心がキラキラしている仲間からの刺激はすばらしいですよ。ちょっとまぶしい時もあるのですが。

先日、修学旅行に行ってきました。白川郷、スノーシューで雪山を歩く初めての経験。雪崩の後,クマが木に登った後や、うさぎの足跡など、子どもの頃のようにワクワクする機会でした。忘れかけていた、初めてスキーに出かけた19歳のころ、夜の11時過ぎに民宿に向かう雪景色、ほんのりとともる灯り、死ぬんだったらこんなとこって感動した記憶。

今回は、けがをしないで帰ろう!って、ずいぶん違いますが、ワクワクする気持ち、忘れかけていた感動を共有する仲間がいることの幸せを、改めて気づきました。

そんな仲間と、次年度はメンバー8人で「みんなに案内したい場所」と称して、それぞれが企画担当して引き続き交流することに決まったのです。

4月はギフチョウの観察会、5月は小牧山散歩等々、楽しみ!!

そして、東海シニア自然大学にはいろんなクラブ活動などがあります。その中で、私は年4回くらい開催の「地質クラブ」と「野鳥クラブ」入部しました。地質クラブは、自分では行かない場所に行くことになるでしょう。そして、野鳥クラブは、住んでるところでも野鳥を見かけるので、関心を持ってみる機会にしたいと思ったからです。

自分の仕事以外で、「自分のやりたいこと」探しが見つかりました。ワクワクする機会を失わないように、仲間と感動を共有できることです。

大学で学んだことで「自然は人間を必要としない、しかし、人間は自然を必要としている。」

チョットゆっくりするつもりでしたが、チョット忙しくなりそう。ワクワク!

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