今年は、桜が早くも満開になり、春の訪れが早いことを実感しますね。通勤途中の車中から、桜を見てウキウキしています。
春色って何色を思い浮かべますか?私はやはり、桜餅の色ですね。
鶯がきれいな鳴き声を聞かせてくれますし、我が家のプランターのチューリップも、パンジーも、いつもよりきれいに咲いている今年の春、皆さんの家にも春が訪れていますか?
「桜咲く」新しい門出、高校、大学、義務教育を終え、自分の進路、自分での選択、希望に満ちていることでしょう。
また、自分の意志で中学受験をするお子さまも増えているように思いますが、小学生で自分の意志があるってすごいことですよね。でも、時々、親の意志で中学受験をするお子さんもいるようで、少し危惧しています。
良い高校、大学に入学することが子育ての目標ではないですよね。まだまだ、中間点です。お子様自身が、この学校に入学することを目標を持つことは、とっても大切なことですが。
高い学力、優秀な学歴を付けることが、子育ての目標ではないと、私は思っています。高い学力、優秀な学歴はとても大事な事ですが、親の役目とするなら、親としてお子さん自身がそう願うことをかなえてあげられる環境を整えることでしょう。
さて、わが子育ては、長男が障害があることが分かって、子育ての目標は、親亡き後に自立して生きていけること。命あるだけでよし。
一種二級の身体障害、でも、松葉杖で歩けたので、高校は港養護学校まで、一人で通学させました。三輪自転車で豊明駅まで行き名鉄電車に乗り、市バスへ乗り換え、三年間通学しました。
「かわいい子には旅をさせろ」まさしくそれを実践。いろんなことを体験したでしょう。小中の岡崎養護学校は、親の送迎、学校の通学バス、守られた環境の養護学校、自立には程遠い生活しかしてこなかったから、社会性が遠のいていたと思います。
小中を地元の学校か養護学校かは、あまり迷うことなく養護学校を選択したのは、少し成長するまでは守られた環境の方が、長男自信が明るくいられるだろうというのと、無理をさせないでおきたいからでした。
就職してからもいろんなことがありました。ただ、今思うことは、社会に出れば社会が教えてくれる、私が教えてあげられるのは、ほんの一部、素直に受け答えが出来ることまでかな。
13年前に結婚もでき、最近、家を購入しました。親亡き後、生きていける場所ができ、ほっと一息しています。
子どもたちに、余り大きな期待をかけすぎず、生きていくための職業と家族をもてるように、子育ての目標を設定しましょう。
親の見栄が、子育ての邪魔をすることがあります。気を付けてくださいね。