コロナ禍で何も手が出せないなんて考えていると、次の扉は開きませんよね。
先日、次男が東京で絵の個展を開催しました。お陰様で大勢の次男のSNSファンが会場を訪れていただけたようでした。直接会ってみたかった、直接絵画を観たかったと、甘いもの好きな次男に差し入れまでも持っていただき有り難いですね。特に近所に住んでいた娘のお友達(今は東京在住)が、ご主人とお子さん連れで来ていただいたこと、絵画を3点もご購入いただけたこと、感動と感謝につきません。娘がお知らせしたわけでもなくSNSで開催を知って、来ていただけたんですよ。そして、通りすがりに建築デザイナー、早稲田大学の准教授の方までも3点ご購入いただけ、早速、事務所とご自宅に飾っていただけたこと、奇跡の連続だったようです。そんな情報も次男のインスタからのネタですが、せっかくの機会なので、直接、個展会場を観に行ってきました。親として最高の喜びです。
こんな日が来るなって、子供たちが小さい時に願ったわけでもなく、以前、書いたように障害の兄弟がいることで、生きづらい時に何か趣味でもあったほうが良いかなと、長男には水彩画、習字、目的は学校が養護学校だったので、健常児との関わり、社会性を付けるため。次男は油絵、長男と絵の方向性を変えないとお互いにつらいかなと。そして習字、スイミング、少年野球。3番目の娘は、ピアノ、習字、スイミング、バレエ、と多彩でしょう。きっと、一つくらいやっててよかったと思ってくれるだろうと。
すぐに結果を求めるのではなく、この中の習い事が年を経た時、自分に一番合ってるかなと、思ってくれたらいいなレベルだったんです。
長男を生んで、障害があるかもしれない宣告を受けた時、勤めていた役所の保健婦さんが、「障害を持って生まれてきた子が福を持ってくるんだよ」と言っていただけたのですが、その時、私にはまったく理解が出来ませんでしたが、このことですね。
あのまま市役所に勤めていたら、ポピーみどり支部はないのです。そして、子供たちにこんないっぱいの習い事もさせなかったでしょう。その中から、コロナ禍になり長い間描くことを忘れていた絵画を描き始め、この東京個展の大成功につながったと思います。ただ絵を描いているだけでは個展に人は来ていただけていません。SNSで面白いことを発信している中で、絵を載せ始めたのです。
先日、次男にコミニュケーション能力が高いよね、と褒めましたら、母さんが学研のおばさんをやっていて、配本の時ついて行って会話を聞いていたことが良かったと、言ってくれました。最高の誉め言葉。私の生き方を認められたようで感動しました。
SNSで発信するのにもコミニュケーション能力が大切です。
どうか未来ある子どもたちが、次の扉を開けやすいいように、私たち大人は子どもたちのコミニュケーション力を培っていきましょう。