街路樹も少し色づいてきましたね。秋本番ですね。2週間前まで半袖を着ていたのに、今はコートも欲しいくらい、急に気温が下がり身体はついてきていますか?全てにおいて変化が早く、対応力が必要ですね。
さて、先回に続き、非認知能力について、いろんな資料から私なりに気づいたことを書きますね。
非認知能力は、子ども時代に、何か好きなことを仲間とともに継続的に没頭する中で、まじめに集中すること、身体を動かすこと、他人と協調すること試行錯誤すること、転んでも起き上がることなどを身に付けることから、生まれるようです。
スポーツでも、楽器でも、趣味の何々でも、没頭し継続し続ける中で培われるようです。
2000年にノーベル経済学賞を受賞した、ジェームズ・ヘックマンは、『幼児教育の経済学』の中で、非認知能力が高い人は学歴、職業、所得、生活保護、犯罪等の点において、低い人よりも恵まれた人生を送ったと述べています。そして、非認知能力を身に付けるのは、就学後よりも未就学児が効果的であること、成功や失敗などの体験から得られるとことが多いと述べています。
具体的には、未就学児であれば、好きなだけ遊びに集中して取り組ませてあげること、親(大人)と一緒に絵本の読み聞かせや料理・掃除・お片付けなどのお手伝いをすること、たくさん褒められること、また、うまくできることだけではなく、許容範囲でうまくできないことも経験することなどで、非認知能力は育まれると言われています。
就学後、つまり学生時代の非認知能力は、コミュニケーションを中心とした、さまざまな体験活動を継続できると育まれます。学校や地域におけるクラブ活動などで、仲間たちとともに、挑戦、成功、失敗などの体験を継続的にすることが重要のようです。
そして、何より重要なのが「親のストレスコントロール」なんですね。
いわゆる親の心に余裕がないゆえに子どもに優しく接することができないことから、その余裕のなさは子どもに伝染し、子どもの非認知能力は上手に育まれないんです。
私たち大人は、未来ある子どもに非認知能力が育まれ、上手にストレスに対処できる大人になれるよう、私たち大人も、気分転換をしてストレス軽減し、関わっていきましょう。
いかがでしたか?コロナ感染者も随分減ってはいますが、これ以上ストレスを抱え込まないために、感染予防をしながら、工夫して楽しみましょう。