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コスモス畑

家庭学習の習慣がついたら、ホームラン!

2020年10月23日

秋もすっかり深まってきて、先日、扇風機を片付けたのに、もうこたつが恋しくなりましたね。
季節の移り変わりと、子供の成長は待ってはくれませんね。その時々の対応が大切ですね。

ところで、先回、家庭学習の習慣づけの秘訣の予告をしていましたね。

コスモス畑

5,6年生になった時、どんなお子さまになってほしいですかと、親御さんにお尋ねすると、親が勉強しなさいと言わなくても、自ら机に向かう子になってほしいと、みなさんおっしゃいます。
それには、1,2年生からの家庭学習の習慣をつけることなんですね。最初の5分だけにみてあげて、できたら、はなまるを付けてあげて、やったことをほめてください。その繰り返しで、学校に行ったら勉強はするものだと、お子様自身が思うのです。分からないときは教えてください。1,2年生の目的は勉強をする癖をつけるためです。楽しいと思わせてください。

家庭学習は宿題ではないものが大切です。強制力はなくてもやったほうが良いことを教えるためです。

そして3,4年生になったら、丸つけはお子さまにさせましょう。3年生の後半くらいからでいいでしょう。なぜなら、自立心が芽生え、ちょっと反抗期、親にに間違いを指摘されるとやる気が失せる学齢です。ですから本人自ら間違いに気づくことが大切です。この間違いを正すことが勉強だと、言ってください。間違いを見つけるために勉強をしているんだと、間違いを肯定してください。

そして、テストの予告があったらその単元を復習させてください。このタイミングが大切です。3,4年生で体得してほしい勉強は、「やったらできた!!」この成功体験が、後々に大きな力を発揮するのです。この時期、親御さんにはテストが何がいつあることに、気を付けてください。タイミングを外さないためです。みんな100点取りたいんですよ。

その成功体験が、5,6年生になったとき、自主学習のできるお子さまに成長できるんですね。そして中学につながるのです。

子供たちの、輝く未来のために、親のできることの一つに、家庭学習の習慣づけがあると、わたしは思っています。ホームランを打った経験が、将来の生きる力になってくれるでしょう

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